某寺の本堂大棟他屋根瓦改修工事

2年前の駿河沖地震と今年の3月15日に起きた富士宮地震で、本堂屋根瓦が揺すられて、棟瓦が動き,1.化粧棟と大棟の合場が離れている。2.のし瓦が棟外にはみでている。3.なんといっても最大の驚きは,2尺7寸の大鬼を組んでいたボルトがおれていて,早急にボルトを作成しなおして,大鬼を組み直す必要がでてきました。そのほか被害状況写真を順次掲載いたします。

[被災直後の本堂]

法雲寺大棟被災P1010137.JPG
[のし瓦の脱落]
オオムネののし瓦逸脱CIMG0801.JPG

[鬼瓦の被害状態]銅線が延び切っています。

大鬼の被災CIMG0808.JPG

[亀伏間の被害状態]浮いています。

本堂オオムネの亀ふすまの隆起CIMG0818.JPG


[上丸のずれ]かなりの数の上丸(ローソク型素丸)が離れています。

上丸のずれ克明3CIMG0805.JPG


[妻側ののし瓦が崩れています]


妻側の土居のしのずれ2CIMG0812.JPG


[大棟と化粧棟の合場が離れています]

本堂棟と化粧棟の乖離CIMG0802.JPG


以上の瓦の問題点を一つずつ直していくのですが,安全施工のために,足場を架けます。


法雲寺 足場工事1日めp1010287.JPG

法雲寺 足場工事2P1010292.JPG

法雲寺 足場工事3P1010289.JPG


法雲寺 足場工事4P1010290.JPG


屋根足場が架かりました。まず大棟の両端にある大鬼を解体します。通常頭と胴と足の3つから構成されています。

大鬼の構成補修前CIMG0978.JPG

大鬼1構成部分PICT0028.JPG


[大鬼の各部位をつないでいた真鍮製のボルト]

鬼組用古ボルトCIMG1000.JPG

ご住職様が見つけた[軒巴の出の不揃い]

軒巴のふぞろな状況1IMG_5525.JPG


これから瓦の被害の補修工事に取り掛かります。いずれの補修も難しく、簡単と思われる箇所から始めました。