清水区、I様宅離れ住宅屋根瓦補修工事

昨年からのお話で、解体か保存かで悩んだ末「保存してほしい」との結論に到達したご様子でした。
とりあえず、現況写真を掲載します。

GEDC0226 石野様離れ屋根瓦補修のための足場 隣家の敷地借りる1.jpg


PICT0006 軒先・ンhじょぼりき・垂木・軒天の状態.jpg

PICT0010 瓦の破損状況1.jpg

PICT0008 棟瓦のばらし.jpg

PICT0013 霧除け屋 根腕木と横桟は生きている.jpg

軒先の野地がなくなり、ケラバの軒天もありません。筑後40年以上は経過していると思われます。この個所の補修から行うこととしました。瓦も破損状態が激しく、かなり瓦の限界にきています。棟瓦も一丹解体いたします。後で震度7クラスにも耐えられる「ガイドライン工法」で、積み直します。
霧除けの状態も悪く、解体して処分すると、真下にある出窓から雨水が侵入する恐れが大きいので、これも保存することとしました。


PICT0037 2F瓦屋根の大棟の施工 プラ面取り付け後南蛮挿入.jpg


PICT0038 外した厚のし瓦の台面のしを各々緊結.jpg


PICT0046 2F 大棟の外した紐丸をステンレスビス留め.jpg


霧除け屋根ですが、とりあえず生かせる木のみ残してあとはバラしました。腕木はかろうじて活かせました。奥桁もボロボロで新規にせねばなりません。すぐに、製材にいきましたが、あいにくヒノキの角材はありませんでした。仕方なく松で奥桁を造りました。ついでにタルキ、のぼり木、広小舞も加工しました。


GEDC0267 宝町の霧よけ用角 奥桁 腕木のっける横架材.jpg

現場での作業は、加工して運んだ奥桁、腕木、垂木を納め、軒先に広小舞をとりつけました。できたら、すぐゴムアスファルトルーフィングをはりました。

PICT0007 奥桁取り付け1.jpg


PICT0011 腕木に横架材取り付け.jpg

次に、垂木を取り付けます。


PICT0014 タルキ取り付け.jpg

野地板を貼り、ゴムアスファルトルーフィングを貼ります。軒天の完成図も掲載します。

PICT0055 霧除け野地板1.jpg


PICT0052 霧除け軒天.jpg


PICT0062 破目に防水・透湿シート 屋根はゴムアスルーフ1.jpg

外壁の波トタンとの接合する個所にも、防湿・耐水シートを張った写真です。


PICT0060 霧除け屋根にゴムアスるーふ+破目の下地防水・透湿シート施工.jpg

屋根に、板金を施工します。ガルバリウム鋼板0.35mm厚です。900幅のG・Lを加工して、貼ります。

PICT0007 屋根板金 G・L0.35厚施工中1.jpg

PICT0008 霧除け板金施工中2 1048×786.jpg


外壁波トタンと接する個所の波トタンの補修です。


PICT0017 波トタン屋根完了2 1048×786.jpg

片流れとその棟の納まり図です。


PICT0028 霧除け屋根の左ケラバのぼり片棟.jpg

霧除け再生を横から写した写真を掲載します。古い建物なので、使用できる木が腕木のみでしたので、新規角材を買付に製材に行きましたら、あいにくヒノキがなかったのて、米松で代用しました。カンナでひいてきれいになりました。当社職人の自慢の逸品です。


PICT0058 霧除け屋根再生・木で造る.jpg