建売住宅のファイバーグラスシングル葺き

今回は,確たる御施主さまがついていない建売新築住宅屋根にしばしば使われるアスファルト・シングルを改良した屋根材の紹介です。使用屋根材料は,アメリカのオークリッジ社の「オークリッジプロスーパー」です。アメリカでは,使用実積が豊富な製品です。気象条件が厳しいアメリカで育まれた屋根材です。この屋根材は,従来のアスファルトシングル材とは大きく異なり,高耐久ファイバーグラスマットを芯材とする2層構造からなっています。機能的には北米における半世紀以上の実積の証として製品30年保障がついております。なお耐風圧性能は風速48.8m/sです。製品は1梱包16枚入りで2.2㎡です。シングルの弱い所は,強風で舞ってしまう点です。日本製のシングルは,シングルセメントをシングル本体の裏面に隙間なく塗布しないと,風に舞わされてしまいます。アメリカのオークリツジ製は、シングル釘L=25mmを4箇所打つことにより固定します。釘箇所はコ-キングして隠しますので安心です。施工経過写真を載せます。

Ⅰ.ルーフィングを張ります。

中之郷 ルーフィング敷き1P1010097.JPG

Ⅱ.軒先とケラバに小口キャップを取り付けます。それからシングルを半分に切断してスターターとして使用する。

アーネスト1シングル捨て谷+ヒラバ葺きP1010069.JPG


アーネスト1シングル軒先P1010067.JPG

Ⅲ.下から上へとシングルを施工します。このシングルの張り方は,下から上へとシングル釘とコーキングを併用して張り詰めます。

アーネスト1シングルヒラバP1010074.JPG

ブラウンウッド色の場合です。

静岡エイケン羽鳥の建売3ブラウンウツドP1010117.JPG

静岡エイケン 羽鳥の建売 ブラウンウツド色 雨押2P1010118.JPG

静岡エイケン 羽鳥の建売ブラウンウツド色4 P1010119.JPG

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ⅳ.棟金物を取り付けて,完了です。

シングル葺き仕上がり3P1010101.JPG

シングル葺き仕上がり5P1010103.JPG

シングル葺き仕上がり2P1010100.JPG

アーネストワン宮原のシングル葺きP1010025.JPG

伝法シングル葺き仕上がり1P1010105.JPG

伝法シングル葺き仕上がり5P1010109.JPG


伝法シングル葺き仕上がり6P1010110.JPG

伝法シングル葺き仕上がり7P1010111.JPG


アーネストの宮原1号棟P1010037.JPG


従来の屋根材のような立体感はありませんが,とにかく軽いのが利点です。日本の気候に合うかどうかは現在のところ,解かりませんが,天災には特に地震には良いと思います。


*施工完了当初は,ぶかぶかしていて,まるでじゅうたんの上を歩く様ですが,季節が暖かくなるにつれ,本体の自着層が溶けて、ピタリと付きます。

 

清水区内のY邸屋根瓦補修工事

清水区梅ヶ谷のY様宅の屋根を点検後悪い箇所の補修と耐震棟に再施工してほしいとのご依頼をうけました。御用命ありがとうございました。まず悪い箇所は,1.)2階の袖瓦が,地震の振動や経年で止めつけてあった銅線が切れて,ずれさがっている。2)棟のプラ面戸が風化して朽ちている。2階,1階の鬼際の漆喰がとれている。

棟のプラメンド経年でぼろぼろIMG_0485.JPG

鬼際漆喰脱落IMG_0486.JPG


つぎは、大棟を解体して,現在の最新工法で耐震棟にかえます。解体後の状況です。

大棟解体中IMG_0489.JPG

既設の棟瓦解体IMG_0490.JPG

解体して,厚のし瓦を整理後強力棟金具を900間に取り付けます。その上に樹脂製の角をとりつけます。

自在金具取り付けIMG_0493.JPG


プラ角取り付け2IMG_0504.JPG


厚のし瓦を,めいめい3段つみます。緊結再は,ホルマル銅線です。南蛮を挿入します。風化したプラ面戸を新しく厚手のプラ面戸に代えます。

3段目に南蛮置くIMG_0479.JPG

5寸紐丸をパッキン付ステンレスビスを2本止めします。通常は1本です。

完了 袖とビスp付ステンビスで留めるIMG_0510.JPG


完了IMG_0481.JPG

再施工完了IMG_0512.JPG

施主さまが気ずかれました,新たな補修箇所があります。それは,1階屋根の見返し屋根の大巴の周りの漆喰でした。経年で汚く汚くなってしまったので,巴を一丹はずして漆喰を取り除きました。すると,すて谷がはいっていませんでした。

返し部の現状IMG_0548.JPG

返しの巴とりはずしIMG_0547.JPG


ルーフイングを貼り,捨て谷をいれました。


返しに捨て谷挿ニュIMG_0549.JPG

その後角瓦を取り付け,巴瓦をとりつけ,復旧いたしました。

1階返しの巴補修IMG_0550.JPG


 

大谷の芦澤邸 8月11日の地震直後の瓦の模様

地震で,被災された後の屋根瓦の状態ですが,のしが外れたり、素丸が割れたりしたので,元請様が接着テープガムロンで隅棟の1部を巻いてくれました。


補修中]

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静岡市大岩のT邸 屋根瓦補強工事

屋根型;寄棟屋根  黄金色和型 

概要 地震で隅棟が大きく動き、湾曲しました。
そこで陸棟1本及び隅棟9本すべて一旦解体して、和型専用強力棟金具CX-110を隅棟に使用して外したのし瓦をホルマル線でめいめい緊結、異型鉄筋を通して、丸瓦を鉄筋から出したホルマル銅線で緊結する。

陸棟は,自在金具を使用して樹脂製の角を金具に取り付けて、のし瓦はめいめい緊結してから丸瓦を130mmのパッキン付ステンレスビスで止めつける。

<地震で厚のしがはずれ、丸瓦が曲がっています>  

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<漆喰が振動で,おちています>  

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<隅棟瓦の解体> 棟金具取り付けcx-110 

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<大棟の解体> 自在金具の取り付け

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<隅棟に異型鉄筋を通す>

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<陸棟に樹脂製角を取り付ける>

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<隅棟のし瓦をめいめい緊結>

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<陸棟の厚のし瓦をめいめい緊結>

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<隅棟の仕上げ> 鉄筋からのホルマル線で緊結

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<陸棟の仕上げ>L=75mmのパツキン付ステンレスビス打各2本止め

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静岡市安西のU邸屋根瓦葺き替え工事 NO.2

静岡市安西のU邸屋根瓦葺き替え工事 

3.軒先メタル取り付け後縦のルーフテ-プと瓦棒打ち



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ケラバ水切+瓦棒+平場施工


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平場施工中


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袖瓦施工


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棟に樹脂製角43×43mm取り付け


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葺き仕上がり


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[施工上のポイント]

日本瓦の耐用年数は、平均50年です。

長きにわたりU邸を守ってきましたが,地震のために棟の損傷が大きくて、屋根にかかる荷重が日本瓦より少ない洋瓦系の平板瓦にしたので,瓦割りが心配でした。

それと、くずけた棟の強度の補強に腐らない樹脂製の角を取り付け、パッキン付ステンレスビスで、棟瓦を止め付けました。

 

静岡市安西のU邸屋根瓦葺き替え工事 NO.1

現場;静岡市安西のU邸屋根瓦葺き替え工事

平成21年8月11日の震度6強で和型のいぶし色屋根の棟が崩れました。

築後40年経過して,瓦も古くなつたので,この際屋根瓦を今流行している軽量の平板瓦にしたいとの施主様のご希望で,屋根代えに踏み切りました。

震災直後の状況] 崩れた棟瓦を,少し整理した時の写真です。下図応急処置の写真


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瓦を下に降ろして、トラックにのせます。

中間処理業者まで運搬して廃棄、ゴムアスルーフィング敷き込み




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静岡市清水区北矢部 N邸敷地内駐車場増改築工事に係る屋根・外壁工事

今回は、静岡市清水区北矢部 N邸のご自宅です。

事務所を車庫2階に移転するご計画でこのほど平屋建ての車庫を増築しました。

それにかかる屋根瓦の改修工事です。

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平屋の屋根瓦をはがす。別場所へ移動させる。柱が立って増築位置が判明!!

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(左)1Fの既存屋根との取り合い部の箇所
(右)補修しました。外した瓦で、再施工外した瓦で施工中 


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2階切妻屋根 新築屋根瓦工事 静岡県東伊豆町の山崎邸

静岡県東伊豆町〔伊東〕の山崎邸新築屋根瓦工事です。 ありがとうございました。

使用瓦:平板瓦 割石調 メタル役物使用
屋根型:2階切妻屋根 T字棟 本谷あり


この現場は、通常の3階建ての高さで、敷地が、6mの高さにあり、そこから2階建てでした。瓦揚げが大変恐ろしく、瓦揚げ機のワイアがいっぱいの状態でした。


仕事は手順通り、下地を敷き、瓦棒を打ちがてら、本谷を取り付け後(写真A)軒先瓦をL釘とステンレス釘2本留めとして(写真B)本谷周りの平場の施工(C)、ケラバメタルの取り付け(写真D)と進み平場完了後シーラーを一番上の平瓦に添付して(写真F)陸棟メタルを取り付けて完了です。(写真F)

現場まで片道3時間の余かかりますので、早朝(5時)に出かけて都合3日間で仕上げました。無駄がないように、職人のおのおのが役割分担して手際よく仕事をこなすようにしました。


写真A
平板瓦

写真B
平板瓦 静岡

写真C
平板瓦 静岡 屋根工事

写真D
平板瓦 静岡市 屋根工事

写真E
平板瓦 静岡県 屋根工事

写真F
平板瓦 静岡県 屋根工事 切妻屋根

 

7寸急勾配S瓦屋根工事 富士吉田の鈴木邸

富士吉田の鈴木邸7寸急勾配S瓦屋根工事です。 ありがとうございました。

7寸急勾配屋根でのS瓦の施工でしたので、勾配なりの屋根足場を頼りに施工したので、安全には充分注意しました。

このような急勾配の屋根工事なら、屋根工事専門家の有限会社岩辺にお任せください!


急勾配 屋根工事

 

新築平板瓦屋根工事  裾野

裾野の新築平板瓦屋根工事です。

寄せ棟屋根で、棟の和極めて多い現場で、棟の納まりに苦労しました。
しかし、屋根工事専門家の私としては、いい勉強をさせていただいた現場となりました。

ありがとうございました。

平板瓦屋根

 

新築和瓦屋根工事  大井川町の大畑邸

大井川町の大畑邸新築和瓦屋根工事です。

切妻の棟違い屋根なので、瓦の割付に苦労しました。 でも、屋根工事専門家の私にとっては、大変やりがいのあるお仕事でした! ありがとうございます。

切妻

 

屋根工事の手順とは

 新築の場合の屋根工事と屋根補修の為の屋根工事及び屋根全体を直す改修工事があります。改修工事は「リフォーム工事」と同義語ですので、これは次にします。

 新築の場合は、新規建物の屋根に新規屋根材を施工する場合で、施工にかかる前にやるべきことがあります。それは、屋根材の利き巾・利き足に基づく割付です。

 屋根材が、瓦の場合通称「瓦割り」といいます。縦横に半端な屋根材が入らぬようにあらかじめ野地の屋根寸法を決めてしまうのです。このようにしておけば、美しい屋根が完成するのです。次に野地の上に敷くルーフィング張りです。雨漏りを防ぐ重要な工程です。

 基本は、ルーフィングを横に転がし、下から上に張っていきます。その際縦横に重なり(=ラップ)を設ける事が大切です。次の工程は屋根材よって、異なります。瓦の場合は普通瓦棒を打ちます。カラーベストのような彩色スレート板は、ルーフィングの上から直に専用釘で留め付けてしまいます。
 
 瓦の場合は、瓦棒に引っ掛けて施工していくのです。現在は、全ての瓦は瓦棒にステンレス釘で止め付けます(耐震の為)。瓦の方が彩色スレート板と違い、野地と瓦の間に隙間ができ、空気が還流いたします。ゆえに屋根が長持ちいたします。